2019年度演奏会

♪第33回 多摩市民『第九』演奏会♪



 

2019年度演奏会

第33回 多摩市民『第九』演奏会概要

♪演奏会日時♪
2020年2月11日(火)
開場 13:00
開演 14:00

♪指揮♪ 三原 明人
♪会場♪
エポックなかはら(川崎市総合福祉センター)
♪演奏曲目♪
ベートーヴェン:劇音楽「エグモント」序曲 作品84
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱付き」
♪オーケストラ♪ ミハラシンフォニカ
♪ソリスト♪
ソプラノ/横山 和美
アルト/渡部 菜津美
テノール/中嶋 克彦
バリトン/原田 圭


指揮 三原 明人
オーケストラ ミハラシンフォニカ
ソプラノ 横山 和美
アルト 渡部 菜津美
テノール 中嶋 克彦
バリトン 原田 圭

当日の会場アンケートより(抜粋)

今年の演奏会でもお客様より多くのご感想を頂きました。 その一部をご紹介いたします。

・素晴らしかった
・合唱団の気合が入っていてよかった。オケも力強さが印象的だった
・いつもの多摩の第九と違い気合が入っていて声も歌詞もよく聞こえてとても良かった
・最終楽章の大合唱には涙した
・心地よい音のシャワーを存分に味わえました
・かなり速いテンポでした。上手です。Kから速すぎてびっくりしました
・今までで一番私にしっくりした第九でした
・会場の広さがちょうどよく、とてもよく聞こえました。合唱がこれほどしっかり聞こえたのは初めてです
・第九を初めて通しで聞いたが、第一楽章の短調の調べから第四楽章への盛り上がりが何とも言えない
・ これほど畳みかける第九を聴いたのは初めてでした。圧倒されました。感動しました
・好きなテンポでよかった。アマチュアの方々でしたが、よく練習されていて、良かったと思います
・素晴らしい演奏と合唱でした。鳥肌が立つほど。天上へといざなわれました
・こんなにテンポが速く、間のない第九は初めてです。聞いていて疲れました。皆様の熱い合唱、気概を感じました
・ 第三、第四楽章が特に良かった!
・壮絶な曲に心が打たれました
・とても迫力のある演奏でした。とても良い年の幕開けになりそうです
・合唱とオーケストラの迫力がすごかったです。エネルギーをもらいました
・毎年聴きつつも、毎年ご出演される方が異なるたび、新しい第九が聴ける気分です。今年は特に好きな演奏でした
・音の強弱、テンポ、曲の展開、すべてメリハリがきいて劇的で素晴らしかった
・今まで聴いた中で忘れられない第九でした。合唱団の方々の団結の力を強く感じた公演だったと思います
・知っている第九に比べてさわやかでした。いろいろな発見の面白い第九でした
・合唱が良かった。ラストちょっと早かった!
・第九はプロも含めて何回も聞きに行きましたが今日の演奏が一番良かったかもしれません。特に第四楽章に入ってからの合唱は感動的でした

 


出演者のプロフィール紹介

指揮 三原 明人
Akihito MIHARA

東京生まれ。東京芸術大学でヴィオラを、桐朋学園大学とウィーン国立音楽大学で指揮法を学ぶ。
1989 年オランダで行われたキリル・コンドラシン国際指揮者コンクールで第2 位入賞、オランダ放送フィルを指揮してアムステルダムでデビュ ー。1989 年ウィーンフィルでレナード・バーンスタインのアシスタント、1996 年ベルリンフィルでクラウディオ・アバドのアシスタント、また 日本各地で外山雄三、広上淳一各氏のアシスタントを務め、ヨーロッパと日本を中心に活躍。オランダ放送フィル、リスボン・メトロポリタン管、 ハレ国立フィル(ドイツ)、ブダペストMAV 響(ハンガリー)、ソフィア・フィル(ブルガリア)、クオピオ響(フィンランド)、東京都響、読売日 響、日本フィル、東京フィルなどに客演、いずれも高い評価を得ている。
現在は東京音楽大学にて後進の育成にも努めており、アマチュア音楽家との交流も数多い。またサイトウ・キネン・オーケストラにも参加し、ヴィ オラ奏者としての演奏機会も多く、大変ユニークな活動を展開している。

 


ソプラノ 横山 和美
Kazumi YOKOYAMA

東洋英和女学院中学部、高等部卒。東京音楽大学音楽学部声楽演奏家コース卒業。在学時に明治クオリティオブライフ文化財団奨学生として研鑽を積む。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程オペラ専攻修了。第69 回全日本学生音楽コンクール声楽部門大学の部全国大会入選。第86 回日本音楽コンクール声楽部門第2 位及び岩谷賞(聴衆賞)受賞。
第67 回『藝大メサイア』ソプラノソリストを務める。宗教曲、オラトリオでは、モーツァルト《レクイエム》、シューベルト《ミサ曲第5 番 変イ長調》、ブラームス《ドイツ・レクイエム》、カール・オルフ《カルミナ・ブラーナ》、ベートーヴェン《交響曲第9番》等のソプラノソリストを務める。オペラでは《椿姫》ヴィオレッタ、《カルメン》ミカエラ役、《コジファントゥッテ》デスピーナ役、《フィガロの結婚》バルバリーナ役、《魔笛》夜の女王役、パパゲーナ役に出演。横山和彦、高橋修一、水野賢司、菅英三子の各氏に師事。

 


アルト 渡部 菜津美
Natsumi WATANABE

東京音楽大学声楽演奏家コース卒業後、11 年間に亘り同大学研究員を務める。井坂惠、川上洋司、渡部成哉の各氏に師事。
オペラでは、ビゼー『カルメン』カルメン役、モーツァルト『フィガロの結婚』ケルビーノ役のほか、ロッシーニ『絹のはしご』ルチッラ、プッチーニ『修道女アンジェリカ』オスミーナ、ジョルダーノ 『アンドレア・シェニエ』ベルシなどの諸役を演ずる。
一方、アルトの独唱者として、バッハ『マタイ受難曲』、『ヨハネ受難曲』、『ミサ曲ロ短調』、『カンタータ』、『小ミサ曲 イ長調』、ペルゴレージ『スターバト・マーテル』、モーツァルト『ミサ・ブレヴィス ニ長調』、『戴冠ミサ』、ベートーヴェン『第九』においてソリストを務める。また、準・メルクル指揮、NHK交響楽団による細川俊夫『星のない夜―四季へのレクイエム』の日本初演においては語り手を受け持ち、ドイツ語の原詩を日本語に移した翻訳者から絶賛された。
このほか、文化庁「文化芸術による子供の育成事業」の公演メンバーとして、全国の小・中学校にて歌う。二期会会員。

 


テノール 中嶋 克彦
Katsuhiko NKASHIMA

東京藝術大学大学院修士課程オペラ科修了。同大学院博士課程オペラ科修了、博士号取得。2012 年より文化庁在外派遣研修員としてドイツに留学、マインツ音楽大学のバロック声楽コースにて研鑽を積んだ。J.S.バッハ『マタイ受難曲』『ヨハネ受難曲』『クリスマスオラトリオ』『ロ短調ミサ』『マニフィカート』『カンタータ』等、ヘンデル『メサイア』、ハイドン『四季』『天地創造』、モーツァルト『レクイエム』『ハ短調ミサ』、ベートーヴェン『ミサ・ソレムニス』、メンデルスゾーン『パウルス』『エリアス』『交響曲第2番(讃歌)』『クリストゥス』、ドヴォルザーク『スターバト・マーテル』『レクイエム』等、コンサートのソリストとして多数出演している。バッハ・コレギウム・ジャパンやラ・フォンテヴェルデなどのメンバー、ソリストとしても国内外の演奏会や録音に参加している。また新国立劇場や東京室内歌劇場など、オペラの舞台にも多く出演している。  


バリトン 原田 圭
Kei HARADA

東京藝術大学卒業。同大学院修士課程及び博士後期課程修了。博士号(音楽)取得。在学中に安宅賞受賞。「藝大メサイア」公演のソリストとしてデビュー。
東京文化会館新進音楽家オーディション合格、デビューコンサートに出演。第16 回奏楽堂日本歌曲コンクール第1 位入賞、併せて中田喜直賞受賞。第77 回日本音楽コンクール入選。新国立劇場「黒船」、二期会「魔笛」、「フィガロの結婚」、「ナクソス島のアリアドネ」、「三部作」、日生劇場「夕鶴」、「ヘンゼルとグレーテル」等のオペラ、バッハ「マタイ受難曲」、「ヨハネ受難曲」、「ミサ曲ロ短調」、「クリスマス・オラトリオ」、ベートーヴェン「第九」、モーツァルト「レクイエム」等のコンサートソリストとしても多数出演。
2019 年1 月、間宮芳生作曲オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」53 年ぶりの再演に出演し好評を博す。現在、千葉大学教育学部音楽科、日本大学藝術学部非常勤講師。二期会会員。

 


オーケストラ ミハラシンフォニカ

2015年1月、指揮者三原明人が長年指導を続ける市民オーケストラの一団員からの呼びかけで、同様に指導を受ける関東を中心とした全国のアマチュアオーケストラのメンバーによって結成されたオーケストラ。
メンバーの所属団体は、鎌倉交響楽団、市川交響楽団、豊島区管弦楽団、川崎市民交響楽団、鶴見室内管弦楽団、泉管弦楽団、港北区民交響楽団、松戸シティフィルハーモニー管弦楽団、杉並弦楽合奏団、鳥取大学フィルハーモニー管弦楽団、信州大学交響楽団、葛飾フィルハーモニー管弦楽団等、全国にわたっている。
各団体のトッププレイヤーも多く、それぞれが、各団体での三原明人の指揮で演奏した音楽の喜びを財産として持ち続けている。 2016年2月7日かなっくホールでの旗揚げ公演(ベートーヴェンの交響曲第4 番、交響曲第3 番「英雄」ほか)に続き、2017 年4 月の第2 回公演(交響曲第2 番、5 番「運命」)、2018 年第3 回公演(交響曲第8 番、6 番「田園)、2019 年2 月(交響曲第1 番、第7 番)と、毎年、ベートーヴェンの交響曲の演奏を重ねてきた。  


合唱 多摩市民『第九』をうたう会
Chorus

1987 年、パルテノン多摩のこけら落とし行事として、ベートーヴェンの『第九交響曲』が演奏された。
当時すでに活動中の市民オーケストラ「多摩管弦楽団」による演奏が決まり、「合唱も市民で」との関係者の熱心な提案により、「多摩市民『第九』 をうたう会」が誕生。 以後、「『第九』を歌いたい人なら、年齢も経験も問わず、誰でも参加できる合唱団」として、通常年末 12 月に演奏会を開 催。 近年では多摩市民だけでなく、八王子・稲城・町田・府中・日野・立川などの近隣からもメンバーが参加しており、多摩市民『第九』演奏会 は歳末恒例の行事としてすっかり定着し、30 年を超える活動を続けている。