2017年度演奏会

♪第31回 多摩市民『第九』演奏会♪



2017年度の演奏会は、40周年に向けて第一歩を踏み出す演奏会となります。30年間にわたって毎年つないできた「市民による『第九』の演奏会」という絆を、さらに確かなものにできるような演奏会にしたいと願っています。
今回は、第23回演奏会でマエストロを務めて頂いた高橋俊之氏を指揮にお迎えし、市内外で活躍中の「多摩管弦楽団」との共演で行います。

第31回 多摩市民『第九』演奏会概要

♪演奏会日時♪
2017年12月24日(日)
開場 14:30
開演 15:00
   
♪指揮♪ 高橋俊之
♪会場♪
パルテノン多摩:大ホール
♪合唱曲目♪
マスカーニ:オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より「オレンジの花は香り」
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱付き」
♪オーケストラ♪ 多摩管弦楽団
♪ソリスト♪
ソプラノ/佐藤 恵利
アルト/鳥木 弥生
テノール/与儀 巧
バリトン/牧野 正人

詳細は順次このサイトでもお知らせいたします。
市内掲示板等にも掲示いたしますので、ぜひご覧ください。


指揮 高橋 俊之
オーケストラ 多摩管弦楽団
ソプラノ 佐藤 恵利
アルト 鳥木 弥生
テノール 与儀 巧
バリトン 牧野 正人


指揮 高橋 俊之
Toshiyuki Takahashi

1968年東京生まれ。桐朋学園大学付属子供のための音楽教室、同高等学校を経て、1991年桐朋学園大学を卒業。同研究科、指揮教室修了。指揮法を黒岩英臣、飯守泰次郎、秋山和慶の各氏に師事。
1991年桐朋学園オーケストラの一員として米カーネギーホール100周年記念祭、仏エヴィアン音楽祭等に出演。1992年スイス・ルガーノでマスタープレイヤーズ、1993年ウィーンマイスターの各指揮コースに参加。1995年より伊レスピーギ音楽院、ムジカプロムンド・ウノ等でクルト・レーデル氏に師事。
多摩管弦楽団常任指揮者。2003年と2009年に、多摩市民『第九』をうたう会と共演している。



ソプラノ 佐藤 恵利
Eri Sato

岩手県出身。玉川大学卒業。同大学芸術専攻科修了。第8回全国『叱られて』歌唱コンクール、清水かつら大賞(第1位)受賞。オーチャードホールにて行われた、日本オペラ協会50周年記念オペラ『天守物語』の亀姫役をはじめ、日本オペラ協会の公演を中心に出演多数。またTVにて活躍中の作曲家、青島広志氏やピアニストの小原孝氏のコンサートや、マーラー『交響曲第4番』、『第九』のソリストを務めるなどコンサートソリストとしても活躍。2007年地元一関市の新市民歌をCD録音。玉川大学非常勤講師、藤原歌劇団団員、日本オペラ協会会員。



メゾ・ソプラノ 鳥木 弥生
Yayoi Toriki

フィレンツェ市立歌劇場『ジャンニ・スキッキ』でオペラデビュー。クレルモン=フェランでのビゼー『ジャミレ』主演、バルセロナ他でのプッチーニ『蝶々夫人』スズキなどヨーロッパ各地でのオペラ公演やコンサートに多数出演し、現地メディアでも好評を得ている。国内でもビゼー『カルメン』、ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』、ベッリーニ『カプレーティ家とモンテッキ家』などのオペラに加え、ベートーヴェン『第九』などオラトリオやコンサートのソリストとしても数々の著名な指揮者、オーケストラとの共演で活躍している。2015年岩城宏之音楽賞受賞。



テノール 与儀 巧
Takumi Yogi

多摩市在住。国立音楽大学卒業、同大学院修了。第6回東京音楽コンクール声楽部門第1位及び聴衆賞。2013年『紀尾井明日への扉』で本格的なリサイタルデヴュー、NHK-FM『リサイタル・ノヴァ』に出演。14年「NHKニュー・イヤーオペラコンサート」へ初出演し、以後連続して出演。同年9月には東京二期会モーツァルト『イドメネオ』(準メルクル 指揮)タイトル・ロール、15年カンブルラン指揮読売日響『トリスタンとイゾルデ』で若い水夫の声他三役。本年新国立劇場『オテロ』カッシオ役で出演。国立音楽大学非常勤講師、二期会会員。



バリトン 牧野 正人
Masato Makino

藤原歌劇団を代表するバリトン歌手として活躍。『トスカ』『ボエーム』『マクベス』等に出演。新国立劇場では開場以来『アイーダ』に出演後、『セビリアの理髪師』『蝶々夫人』『リゴレット』『ナブッコ』等出演を重ねている。「イタリア初期バロック時代の歌唱法について」等の研究論文を発表し、バロック時代の演奏と研究は高い評価を受けている。セミナーや講習会に講師として参加、バロック時代の歌唱法を基にした発声法や演奏表現を後進に伝えている。ジローオペラ賞受賞。洗足学園音楽大学教授。藤原歌劇団団員。(公財)日本オペラ振興会評議員。


オーケストラ 多摩管弦楽団
Orchestra

多摩管弦楽団は、1976年6月、音楽を愛好する市民より設立され、多摩市民をはじめ近隣の地域の人々で構成されているアマチュアオーケストラ。2016年、創立40周年を迎えた。
初めての演奏会は1976年10月多摩市民祭で行い、第1回定期演奏会を1977年12月開催。以来、44回を数える定期演奏会を開催するほか、多摩市合奏祭、ベートーヴェン『第九』演奏会、モーツァルト『レクイエム』など、多数の演奏会に参加している。


合唱 多摩市民『第九』をうたう会
Chorus

1987年、パルテノン多摩のこけら落とし行事として、ベートーヴェンの『第九交響曲』が演奏された。当時すでに活動中の市民オーケストラ「多摩管弦楽団」による演奏が決まり、「合唱も市民で」との関係者の熱心な提案により、「多摩市民『第九』をうたう会」が誕生。以後、「『第九』を歌いたい人なら、年齢も経験も問わず、誰でも参加できる合唱団」として、毎年12月に演奏会を開催。近年では多摩市民だけでなく、八王子・稲城・町田・府中・日野・立川などの近隣からもメンバーが参加しており、多摩市民『第九』演奏会は、歳末恒例の行事としてすっかり定着し、活動歴は30年を超える。