2014年度演奏会


2014年度演奏会概要

2014年度演奏会

2014年度演奏会

2014年度の「第28回演奏会」は指揮に古谷誠一氏をお迎えし、
「立川管弦楽団」との7年ぶりの共演による年末の「多摩の第九」のひとときを奏でました。

♪日時♪
2014年12月28日(日) 15:00開演

♪会場♪
パルテノン多摩 大ホール
(京王線・小田急線・多摩都市モノレール「多摩センター」駅下車 徒歩5分)

♪合唱曲目♪
☆ヴェルディ オペラ「アイーダ」より「凱旋行進曲」
☆ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付」

♪チケット販売♪ 9月6日(土)より販売開始(アテナ会員は9月5日より)
指定席:2,700円(アテナ会員/2,500円) ♣完売しました♣
一般自由席:2,200円(アテナ会員/2,000円)
学生自由席:1,500円

指揮 古谷 誠一(こたに せいいち)
管弦楽 立川管弦楽団
ソプラノ 中島 寿美枝
アルト 菅家 奈津子
テノール 川久保 博史
バス 斉木 健詞
合唱 多摩市民「第九」をうたう会

2014_Seiichi_Kotani
指揮 古谷誠一
Seiichi Kotani
東京大学文学部卒業。在学中から桐朋学園オーケストラ研究生(指揮専攻)として、指揮を秋山和慶、堤俊作、尾高忠明の各氏に、作曲・ピアノを故矢代秋雄、三善晃、末吉保雄の各氏に師事。 東京フィル、東京シティフィル、新日フィル、九州交響楽団、関西フィル、N響団友オケ、名古屋フィルなど数多くのオーケストラを指揮。1997年10月にはカーネギーホールにて、オペラ『日本の夜明け』(演奏会形式)をセント・ルークスオーケストラ・ニューヨークと共演し、絶賛される。2003年10月には韓国初のオペラハウスにおいて、オープニングフェスティバル『マダム・バタフライ』を指揮して大成功をおさめる。
2005~2006年、ボローニャ歌劇場にて研修。2008年4月に馬山市立交響楽団を、5月にはブダペストでショルティ記念オーケストラを指揮。 現在、名古屋芸術大学客員教授、セントラル愛知交響楽団正指揮者。

2014_Sumie_Nakajima
ソプラノ 中島寿美枝
Sumie Nakajima
桐朋学園大学声楽専攻首席卒業。同研究科首席修了。イタリアでミラノ音楽院に学ぶ。二期会オペラスタジオ40期修了(優秀賞受賞)。98年ベルベデーレ国際声楽コンクール日本代表。98年ベッリーニ国際声楽コンクール(シチリア)、ファイナリスト。
オペラ『魔笛』夜の女王役でデビューし、『リゴレット』ジルダ、『ランメルモールのルチア』ルチア、『ヘンゼルとグレーテル』露の精など、コロラトゥーラのキャリアを築いた後、声質に可能性が増し、再度渡伊して研鑽をつんだ。『トラヴィアータ』ヴィオレッタ、『ファウストの劫罰』マルグリート、『ボエーム』ミミ、『蝶々夫人』蝶々さん、『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ、『トゥーランドット』リューなど、リリコの諸役も演じる。
東京二期会会員。

2014_Natsuko_Kanke
メゾ・ソプラノ 菅家奈津子
Natsuko Kanke
国立音楽大学声楽科首席卒業。武岡賞。同大学院オペラ科修了。戸田敏子、田島好一、ミレッラ・パルット(伊において)、横田和子の諸氏に師事。
東京交響楽団(ウリ・セガル指揮)のヴェルディ『レクイエム』のほか、バッハ『ロ短調ミサ』、マーラー『交響曲第3番』、ベートーヴェン『荘厳ミサ曲』他、コンサートソリストとして定評がある。オペラでは2002年『椿姫』アンニーナでデビュー以来、様々なオペラに出演。中でも『カヴァレリア・ルスティカーナ』サントゥッツァでは「非常に音楽的に歌い上げ、役柄の心情を細かく表現した」と高評を得た。ホールコンサート以外にも活動を広げ、横浜ホテルニューグランド(2011年より)においてディナーショーを行っている。藤原歌劇団団員、日本演奏家連盟会員、財団法人地域創造OGアーティスト。
http://www.natsuko-kanke.com

2014_Hiroshi_Kawakubo
テノール 川久保博史
Hiroshi Kawakubo
東京藝術大学声楽科卒業。同大学院修了。カルロ・ベルゴンツィ氏の主宰するヴェルディ・アカデミー(ブッセート)に学び、ディプロマを得る。ロータリー財団奨学金を得て、イタリア国立パルマ音楽学院へ留学。後に宇都宮市エスペール育成金を得て、また文化庁在外特別派遣研修員として、北イタリア各地でヴェルディ作品の研鑽を重ねる。
オペラ『リゴレット』マントヴァ侯爵、『マクベス』マクダフ、『シモン・ボッカネグラ』アドルノ、『運命の力』ドン・アルヴァーロ、『ボエーム』ロドルフォ、『蝶々夫人』ピンカートン、『トゥーランドット』カラフなどを演じる。
第15回日本声楽コンクール優勝、東京都知事賞受賞。第35回イタリア声楽コンコルソ、テノール特賞受賞。藤原歌劇団団員。

2014_Kenji_Saiki
バス 斉木健詞
Kenji Saiki
国立音楽大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所マスタークラス修了。第78回日本音楽コンクール声楽部門3位。文化庁在外研修員としてイタリアに留学。数々のオペラに出演。国内外の著名な指揮者と数多く共演し、信頼も厚い。
最近では昨年11月『フィデリオ』ロッコ(日生劇場)、今年2月『ドン・カルロ』宗教裁判長(東京二期会)に出演。2012年のNHK『ニューイヤーオペラコンサート』のほか、宗教曲、ミュージカル、サロンコンサートなどに多数出演。また全国の小中学校の芸術鑑賞教室や地域の音楽活動など、幅広く活躍し、深く輝かしい響きの声で聴衆を魅了し続けている。
今年7月には『アリスのコンサート5つの魔法の声』(日生劇場)、10月には『リゴレット』(びわ湖ホール)スパラフチーレ役で出演予定。二期会会員。

オーケストラ 立川管弦楽団
1978年、都立立川高等学校室内楽部OBと国際基督教大学室内楽同好会メンバーを中心に「立川室内管弦楽団」として創立。その後、レパートリーの大型化に対応して「立川管弦楽団」と改称。年2回の定期演奏会を基盤に活動。
古典派からロマン派の交響曲・協奏曲はもちろん、演奏機会の少ない曲にも取り組むほか、R.ワーグナーのガラコンサート企画や、立川市民オペラ公演ヴェルディ『アイーダ』などの管弦楽を担当。また、多摩市民『第九』をうたう会、立川国際クラシックコンサート合唱団、東京ライエンコーアなど、合唱団とも共演、秋川流域合唱祭では、モーツァルト『戴冠ミサ』、オペラハイライトの伴奏など、立川市のみにとどまらず、多摩地域に根ざした活動を続けている。立川市社会教育関係団体。

合唱 多摩市民『第九』をうたう会
1987年、パルテノン多摩のこけら落とし行事として、ベートーヴェンの『第九交響曲』が演奏された。当時すでに活動中の市民オーケストラ「多摩管弦楽団」による演奏が決まり、「合唱も市民で」との関係者の熱心な提案により、「多摩市民『第九』をうたう会」が誕生。以後、「『第九』を歌いたい人なら、年齢も経験も問わず、誰でも参加できる合唱団」として、毎年12月に演奏会を開催。2011年には第25回記念特別演奏会として「多摩ユースオーケストラ」との初共演により、2日間連続公演を行った。近年では多摩市民だけでなく、八王子・稲城・町田・府中・日野・立川などの近隣からもメンバーが参加しており、多摩市民『第九』演奏会は、歳末恒例の行事としてすっかり定着し、四半世紀を超える活動を続けている。