2023年度演奏会

♪第35回 多摩市民『第九』演奏会♪


今年も多摩の「第九演奏会」を実施します!
「苦難を乗り越えた歓喜」を、オーケストラの音色と歌声に乗せて皆さまにお届けします。
 

第35回 多摩市民『第九』演奏会概要

演奏会日時
2023年12月2日(土)
開場 14:00
開演 15:00
※途中休憩がございませんのでご注意ください

指揮♪ 田代 俊文
会場
パルテノン多摩 大ホール
演奏曲目
ベートーヴェン:バレエ音楽『プロメテウスの創造物』作品43より序曲
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱付き」
オーケストラ♪ 東京大学音楽部管弦楽団
ソリスト
ソプラノ/三宅 理恵
メゾ・ソプラノ/金子 美香
テノール/村上 公太
バリトン/岡 昭宏


チケット販売 ※9月15日より販売開始!

指定席/2,800円
自由席/2,500円

<チケット予約>
・インターネット予約:https://www.parthenon.or.jp
・電話予約:042-376-8181(チケット予約専用電話)
・窓口予約:パルテノン多摩総合案内
※電話および窓口受付時間は10:00〜19:00(休館日を除く)です
※窓口でのお支払いは現金のみとなっております

 


指揮 田代 俊文
オーケストラ 東京大学音楽部管弦楽団
ソプラノ 三宅 理恵
メゾ・ソプラノ 金子 美香
テノール 村上 公太
バリトン 岡 昭宏


 


出演者のプロフィール紹介


指揮 田代 俊文

指揮 田代 俊文
Toshifumi TASHIRO

東京音楽大学指揮科卒業。指揮を三石精一、F.Eggermanに師事。
卒業と同時に二期会、藤原歌劇団、東京室内歌劇場、東京オペラプロデュース等でオペラ指揮者としての経験を積み、全国で数多くのオペラ、オーケストラを指揮している。ミュージカルにおいても、帝国劇場『ミス・サイゴン』(1992年)の指揮者に抜擢、以降『レ・ミゼラブル』『シンデレラ』等大作の上演でその劇的表現力を高く評価された。2001年より内外のオーケストラのトップ奏者を中心にグルッポ・ムジチーニ・オーケストラを組織し、グルッポ・ムジチーニ総合芸術監督として、沖縄市音楽祭に参加し多くのオペラを指揮。
特に2005〜2006年『モーツアルト・ツィクルス』では、室内楽、協奏曲、交響曲、宗教曲、オペラの全てのジャンルにおいて多大なる成果を収めた。
2007年、東京音楽大学100周年記念特別演奏会でベートーヴェン『第九』を指揮。
2015年、東京大学音楽部管弦楽団第100回記念定期演奏会を指揮。現在、東京音楽大学指揮科教授。東京大学音楽部管弦楽団、相模原市民交響楽団、などの楽団で常任指揮者を務める。

 

ソプラノ 三宅 理恵

ソプラノ 三宅 理恵
Rie MIYAKE

東京音楽大学卒業、同大学院修士課程首席修了。
ロームミュージックファンデーション特別奨学生としてニューヨークに渡米。バード音楽院修士課程修了。
小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト『カルメン』フラスキータ役を始め、日生劇場『フィデリオ』マルツェリーネ、『ヘンゼルとグレーテル』グレーテル、新国立劇場および東京二期会オペラ『ファルスタッフ』ナンネッタ、藤倉大オペラ『ソラリス』ハリー(演奏会形式、日本初演)、新国立劇場『夜鳴きうぐいす/イオランタ』夜鳴きうぐいす『、魔笛』パパゲーナ役等にも出演。
その他様々なコンサートでも小澤征爾氏、ファビオ・ルイージ氏など著名な指揮者との共演も多い。2021年、StudioN.A.TよりCD「十人十色」を発売。
二期会会員。

 

メゾ・ソプラノ 金子 美香
Mika KANEKO

東京音楽大学を首席で卒業後、同大学院を経てザルツブルグ モーツァルテウム音楽院マスタークラスを修了。
第18回 奏楽堂日本歌曲コンクール第3位など受賞。二期会『ワルキューレ』グリムゲルデでデビュー以後、新国立劇場、日生劇場、びわ湖ホール、東京・春・音楽祭など多くの公演で存在感ある美声と高い音楽性でいずれも高い評価を得ている。2018年夏にはバイロイト音楽祭『ワルキューレ』(プラシド・ドミンゴ指揮)にグリムゲルデ役で出演という快挙を成し遂げた。
またコンサートにおいてもヴェルディ『レクイエム』ベートーヴェン『第九』『ミサ・ソレムニス』モーツァルト『レクイエム』メンデルスゾーン『エリア』『真夏の夜の夢』など国内主要オーケストラと多く共演している。2018年には初のソロアルバム「南天の花」をリリース。レコード芸術特選盤、音楽現代推薦盤に選ばれた。二期会会員。

 

テノール 村上 公太
Kota MURAKAMI

東京音楽大学声楽演奏家コース卒業。新国立劇場オペラ研修所 第6 期修了。文化庁在外派遣研修員としてイタリア・ボローニャへ留学し研鑽を積む。
伊トラーパニにて行われたジュゼッペ・ディ・ステーファノ国際コンクールにおいてヴェルディ『リゴレット』のマントヴァ公爵役を獲得し出演。
近年、国内では主に新国立劇場、日生劇場、東京二期会オペラ劇場にて出演。国外ではシンガポール・リリック・オペラに立て続けに出演し、華やかな声と確実なテクニック、豊かな音楽性で様々な役柄において成功をおさめ、内外で高い信頼と人気を得ている。
今後は24年1月グランドオペラフェスティバル歌劇『椿姫』〔8日に富山県オーバード・ホール、14日に鳥取県とりぎん文化会館〕にてアルフレードで出演予定。二期会会員。  

 

バリトン 岡 昭宏
Akihiro OKA

香川県出身。国立音楽大学音楽学部声楽科卒業。東京芸術大 学大学院声楽専攻修士課程修了。
新国立劇場オペラ研修所第10 期生修了。平成 22年度、文化庁新進芸術家海外研修制度研修生としてイタリア、ジェノヴァに国費留学。イタリア国立音楽院ニコロ・パガニーニにて L’a rte scienica を学ぶ。2010年にはPM F(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)に参加し、『ラ ボエーム』マルチェッロ役にて世界的指揮者であるファビオ・ルイージ氏と共演。2012年イタリア、ジェノヴァにてドン・カルロのロドリーゴ役にてイタリアデビューを果たす。
第44回イタリア声楽コンコルソ 第1位シエナ大賞受賞。第12回 東京音楽コンクール第1位及び聴衆賞。その他入選、入賞多数。2019年、香川県文化芸術新人賞受賞。2020年、よんでん芸術文化奨励賞。

 

オーケストラ 東京大学音楽部管弦楽団
The University of Tokyo Orchestra

東京大学の学生によって構成されるオーケストラ。1920年の発足以来、ベートーヴェン『交響曲第4番』の日本公演、マーラー『交響曲第1番「巨人」』の学生初演、ヨーロッパへの演奏旅行など多彩な演奏活動を続けてきた。また、NHK 交響楽団の前身、新交響楽団の創設者である近衛秀麿氏、当団名誉指揮者である早川正昭氏など多数の音楽家を世に送り出してきた。
現在は、三石精一氏を桂冠指揮者として迎え、コンサートツアーと定期演奏会を活動の中心とする一方、学園祭での演奏会、小中学生を対象とした音楽教室など、さまざまな音楽活動を行っている。


合唱 多摩市民『第九』をうたう会
Tama “Dai9” Choir

1987年11月29日、パルテノン多摩の杮落とし行事として、ベートーヴェンの『交響曲第9番』が演奏された。管弦楽は当時すでに活動中 の市民オーケストラ『多摩管弦楽団』の演奏で決まり、合唱も市民でとの関係者の熱心な提案により「多摩市民『第九』をうたう会」が誕生した。以後、『第九』を歌いたい人なら、年齢や経験を問わず誰でも参加できる合唱団として、毎年12月に演奏会を開催している。近年では多摩市民のほか、八王子、稲城、町田、府中、日野、立川など近隣からもメンバーが参加しており多摩市民第九演奏会は歳末恒例の行事としてすっかり定着し、活動歴35年を迎えた。これからも多摩市で第九演奏会を続けることにより、多摩地域の様々な人との交流を深め、音楽により地域の文化振興に貢献する活動を続けたいと考えている。