日本初演の地 鳴門で歌って感激!

バス 青山 登佑

定年退職して、五十肩と肋骨骨折のリハビリ中だったが、運動だけでは捗々(はかばか)しくない。
そこで若い頃好きだった合唱を再開しようと第九を歌う会に参加した。さらに欲張って?ソロの勉強も始めた(11月30日夜パルテノン小ホールの歌曲とオペラアリアの夕べで歌います)。
その指導をお願いした芸大声楽科卒の岩波淑子先生が鳴門の出身で、「鳴門市文化会館の杮落としの第九にソプラノのソロで歌った。ロビーに大きな写真が飾ってある」と云われたので、渦潮見物も兼て第28回鳴門第九演奏会に参加して歌うことにした。
妻と愛犬を乗せて、久々の長距離ドライブで会場に到着、多摩市民第九の会有志16名と合流した。前夜祭には出ないので客席でゲネプロから見学した。混声合唱〔日本の四季〕、公募で選ばれたソリストによるオペラアリア、第九など好きな世界を堪能できた。これだけでも来た甲斐があると言うもんだ。
さて本番当日、500人を越える合唱団が短時間の練習で見事にまとまる。さすが〔第九のプロ集団?〕と感心した。若い頃、大合唱運動の一員として各地労音の第九公演に応援で参加したが、その頃の種が全国に根付いているのか?と感激も一入だった………。
多摩市民の会で歌うのは2年目になるが、長いブランクで夢中だった去年と違って周りが見えてきて、練習の度に自分の覚え違いや発音のいい加減さを知らされている。
なんだか去年に比べて練習が厳しく、より高度なものを求められている?気がするけど、高齢化にもめげず皆で「練習に集中」して、素晴らしい演奏を創って行きましょう!

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